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JFEエンジニアリング横浜本社 社員食堂にてメタン発酵残渣肥料を用いて栽培したお米の提供による
県内初の「農業リサイクルループ」完成

2023.12.01

当社は、株式会社無洲および、有限会社ソメノグリーンファームと連携し、JFEエンジニアリング株式会社の横浜本社にある社員食堂にてメタン発酵残渣肥料を用いて栽培したお米を提供することにより、「農業リサイクルループ」(以下「農業ループ」)の取り組みを開始しました。

農業ループとは、まず、排出事業者(今回は、無州)で発生した食品廃棄物をJバイオフードリサイクルで受け入れメタン発酵処理します。その過程で発生するメタン発酵残渣を肥料として農家に販売、次に農家(今回は、ソメノグリーンファーム)がこの肥料を利用して農作物(今回は、お米)を生産。その農作物を排出事業者で利用するというループを構築する取り組みです。

無州は、JFEエンジニアリングの社員食堂の運営しており、2018年から食堂で発生する食品残渣の処分をJバイオフードリサイクルに委託。また、Jバイオフードリサイクルはソメノグリーンファームに対して、2023年2月より肥料の提供を開始。今回、ソメノグリーンファームで、その肥料で育った水稲(品種:にじのきらめき)を10月に収穫、11月より無州に対してお米を販売、食堂で利用開始し、神奈川県で初の農業ループが完成いたしました。将来的にはお米だけでなく、キャベツやレタスなどの野菜でも同様の取り組みを行い、提供拠点も拡大させていく予定です。

左から㈱Jバイオフードリサイクル 蔭山社長、㈲ソメノグリーンファーム 染野社長、
お米(品種:にじのきらめき)、㈱無洲 長内常務
※ソメノグリーンファーム殿で長期保存可能な真空パックされた5kg袋。長期保存可能な点が評価され、
南極越冬隊でも使用している商品。