COMPANY
会社概要

当社は、「食品廃棄物の再生利用の推進」や「環境に優しいエネルギーの創出」を目指すJFEグループとJR東日本グループにより、2016年8月に設立されました。

処理拠点である横浜工場は横浜市鶴見区にあり、2018年8月より食品廃棄物の受け入れおよび処理を行っております。

横浜工場では、従来、肥料・飼料としての利用が難しく焼却処分されていた「プラスチックや割りばし、爪楊枝等の混入している食品廃棄物等」を受け入れ、機械的に有機物のみを分別し、その有機物をメタン発酵によってメタンを発生させます。この発生したメタンを発電機で電気に変え、固定価格買い取り制度（FIT)を活用して売電しています。これにより、従来、焼却処分により発生していたCO₂を年間5,500t削減することになり、地球温暖化防止に貢献しています。ちなみに、一日に発電する電気は、一般家庭約3,000世帯に相当する量になっています。

ご存知の様に、農林水産省では2015年7月に、業種ごとの食品リサイクル率2019年度達成目標を設定しています。 食品リサイクル率の向上に寄与する処理方法としては、肥料化、飼料化、メタン発酵がありますが、当社は、焼却処分しか手段のなかった異物の混入した食品廃棄物をメタン発酵処理に受け入れることでリサイクル率の向上にも寄与しています。

当社はこれからも、顧客満足度向上に努め、地球環境に優しい処理で食品リサイクル率の向上に寄与し、リサイクル社会の一翼を担う会社として社会に貢献してまいります。

今後とも一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長　蔭山　佳秀