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第6回エコプロアワード「農林水産大臣賞」を受賞いたしました

2023.09.06

株式会社Jバイオフードリサイクルは、食品リサイクルに関する取り組みで一般社団法人サステナブル経営推進機構主催の「令和5年度 第6回エコプロアワード」※1において、農林水産大臣賞を受賞しました。

当社では、食品廃棄物由来のバイオガス発電による食品リサイクルを進めてまいりました。ダブルリサイクルループとは食品廃棄物由来の電気と肥料を排出事業者に還元する取り組みです。
まず、「電力リサイクルループ」(創電割®※2)は、JFEエンジニアリング株式会社の子会社で小売電気事業者のアーバンエナジー株式会社が提供している、当社が食品廃棄物を原料に発電した電気を排出事業者に還元する仕組みです。
次に、「農業リサイクルループ」は、食品リサイクルの過程で発生する発酵残渣を肥料として農業事業者に提供、この肥料で生産した農作物を排出事業者の飲食店などで食材として利用、そこで発生した食品廃棄物が当社に持ち込まれ肥料原料となる仕組みです。この二つを合わせて「ダブルリサイクルループ」です。この電力と農業のダブルリサイクルループの構築により、地域循環共生圏を組成し、SDGsの達成に貢献しています。

※1 : 日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰する制度。
※2 : アーバンエナジーが廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元施設へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割り引くサービス。

【受賞の概要】

受賞者名 株式会社Jバイオフードリサイクル
受賞案件 ダブルリサイクルループを備えた食品リサイクル ~電気と肥料で地域循環共生圏の創造~
受賞理由 堆肥や肥料を廃棄物排出元に戻す取り組みはよくあるが、電力も併せて戻すダブルリサイクルループの
コンセプトが特徴的で、食品残渣の有効利用として大変優れた技術であること。
サーキュラエコノミーの推進、循環型社会にも貢献する点が評価された。